1ヶ月以上前のことですが・・・ご報告を。
わが会の会長のむっちゃんがシンポジウムに行って来てくれました。
まどちゃんも 午前中行ってくれました。
こちらには 「海岸侵食災害から住民を守る会」のHさんがお誘いくださって
連日になりましたが、定例会の翌日に 行ってくれたのです。
第4回一般公開シンポジウム「遠州灘海岸の課題と解決への道」
-研究成果から見えてくるもの-
日程:平成22年1月23日(土)時間:午後1時30分~16時50分
場所:浜松科学館ホール
〇プログラム〇
【第一部】研究プロジェクトからの報告と問題提起
①「特性の異なる三つの台風による天竜川河口部の土砂動態」
・・・佐藤慎司(東京大学)
②「中田島砂丘周辺の地形変化とサーフィン利用」
・・・石川仁憲(土木研究センター)
③「浜名湖今切口導流堤建設のインパクト」
・・・青木伸一(豊橋技科大)
【第二部】討論会「遠州灘海岸のこれからを考える」
コーディネーター:宇多高明(土木研究センター)
----遠州灘プロジェクトチーム---
豊橋技術科学大学 ・ 東京大学 ・ 財団法人土木研究センター
浜松ホトニクス株式会社 ・ 本田電子株式会社
以下は 参加してきてくれたむっちゃんの感想です。
前半は研究発表で後半は討論会でした。
研究発表は私などはなかなか難しい内容で話しも長く途中息苦しさも感じ
(男ばかりの環境でちょっと攻撃モードでもあり・・・)、
研究者の方たちの世界って地道ですごいなと感動するだけでした。
地元に暮らす方たちはもう切迫することばかりなのに、
研究発表だけでは納得がいかないだろうし、
四回目のシンポジウムになったのに
具体的な対策方法が打ち出されないことに苛立っていました。
研究者との温度差がかなりあるのかな?と感じました。
けれど喧嘩しているだけでは解決の道が生まれないし、
うまくいかないと人のせいにしたくなるのはみな同じですよね。
今の研究もしながら新たに違う道も開拓していくしかないのかな?
というのが感想です。
今の現状になるまでに長い年月があり、
これをあっという間になんとかすることはやはり難しいことです。
とりあえずの対策ではなくもっともっと長期的な、
どんな海岸にしたいのか? というビジョンを持って
今後のシンポジウムを進めていけたらいいなと思います。
次の世代の子どもたちに伝えることが
大切なことであるような気がします。
今、自分にできることとともに将来に
この課題を研究したくなるような子どもを育てることを
母としては頑張ろうと思います。
研究者や地域の大人たちに小中学生
(特に海岸付近の)の総合学習などに来て頂いて、
関心や興味を持たせるような授業をしたり
質問に答えたりしてみたらどうかなと思います。
子どもに伝えることで本当に大切な部分が
はっきりしていくのではないかなと思います。